山行に必要な地図(地形図)とコンパスの見方と使い方を机上講習において基礎知識を学び、それを踏まえて地形と地図を照らし合わせ、自分の位置を地図上で正しく認識できるようになることを目指して実地に学びます。
おいらく山岳会ではC級は一般的な山行として位置づけられ、実歩行の目安は4~6時間程度とされています。技術的には登山道の状況の見極め、危険の予知等に対応する能力も求められます。 C級入門山行では主に4時間以内の「軽い山行」に参加している方々が体力、技術等C級レベルのテーマ(荷重.歩行時間.急斜面の登降.岩稜歩き等)を組みこんだ山行に参加し、 加えて山行に当たっての心構えやルール、マナー、装備等を学びます。
C級山行からさらにステップアップを目指すための挑戦山行です。
B級山行は事前準備、体力維持、装備、山の状況変化の対応等自主的判断がもとめられ、C級に比べ歩行時間も長く、標高差、コースの難易度も高くなります。 B級入門ではB級に必要な体力、歩行技術(岩稜、トラバース、ガレ等)雪上歩行技術(アイゼン歩行、ピッケル操作等)読図、安全の為のロープワーク等各 テーマを山行に組み込み総合力を身につけていきます。
水が温む季節が到来したら沢登りのシーズンです。ロープワーク訓練や岩登りの訓練の終了後、ベテランリーダーの下で沢登りの実地訓練に参加し楽しみます。
雪の季節が到来すると、雪山の基本に戻り歩行訓練やアイゼンの錆落としを兼ねてアイゼンワーク・ピッケルワークの訓練を行います。雪が落ち着いてくると待ちに待った雪山テント山行が始まります。
登山で北アルプスに登りたい方や沢登りを始めたい方はまずは「インドアークライミング」がおすすめです。インドアークライミングで登る技術を身につければ、岩場での体の使い方、手足の運び方などで全てを応用することにより、不安なく岩稜歩きや沢登りができます。
日和田山(高麗)、鷹取山(追浜)や幕岩(湯河原)などの岩場で、岩稜帯や危険な岩場を通過するための基礎訓練を実施しています。
山行の醍醐味は、テント泊を重ねながらの縦走ですが、中高年主体の山岳会のテント山行では、 主として荷物の軽量化によるベースキャンプ方式でのテント泊のノウハウを学び、小屋泊では得られない仲間との絆も深め、 テント泊山行を楽しむことができるようになります
山行中の思わぬアクシデント「天候の急変、突然の急病や事故、道迷い」に遭遇してもツエルトが有り活用することで無理な行動を避け、 落ち着いた対応が可能となります。パーティの場合は2人に一つのツエルトを用意すると安心です。 ツエルトも持っているだけではいざという時役に立ちませんので日頃から使い慣れておくためのビバーク訓練をおこないます。
山行中に事故が発生したら、救助隊が到着するまでは参加者が力を合わせ可能な範囲で対応しなければならない。 今回は今春の初級訓練を受けて、リーダー・サブリーダー及び初級訓練に参加した一般会員を対象に、 急斜面での滑落事故を想定した救助訓練を実施。