【トベラ】 トベラ科 常緑で潮風や大気汚染に強いので海岸に近い場所や公園に多く植えられています。 4~5月になると枝先に芳香のある白い小さな花をたくさん咲かせて丸い果実ができます。 果実は10月頃に熟して3つに裂け、ねばねばとして糸を引いた赤いタネが中から出てきます。 別名を扉の木(トビラノキ)ともいう。節分の日に扉にはさんで魔よけをする風習があったことに由来する。 そのトビラがトベラに転訛したようである。漢字で「海桐の花」と表すが俳句では夏の季語である。