行ってきました 2020.11.21-22 立岩・妙義山 A

山行名  立岩・妙義山 A

日 時  2020年11月21~22日(土~日)

リーダー 永島 邦雄

参加者  7名

コース  
1 日目 飯能=上信道=線ヶ滝駐車場-東立岩-西立岩-イヌムギ不動-線ヶ滝駐車
場=下仁田泊
2 日目 下仁田=国民宿舎跡‐見晴ー分岐ー相馬岳ー分岐ー茨尾根ー女坂ー星
穴橋ー国民宿舎跡= 飯能駅

歩行時間 1日目 5 時間、 2 日目 8 時間 (休憩含む)

コメント 
一日目、立岩(たついわ)
11 月 21 日は、北から張り出した高気圧が覆い風が強いものの晴天に恵まれた。西上州南牧村大上に鎮座する、屏風のような急峻な岩壁を連ねている、日本離れした山容(西上州のドロミテ)の立岩へ挑戦した。星尾峠と犬怒牟幾不動(いぬむぎふどう)への道を分け、南登山道を進む、最初は平凡な杉林の中を徐々に高度を稼いでいく。等高線の間隔が狭まってくると、目の前に聳り立つ大岩峰が二つ現れた。その迫力に圧倒され思わず「これが立岩か」と呟いた。ルートは二つの岩峰の間にあるコルへと向かう、回り込んでいるものの直登に近い、登山道は拳大以上の浮石だらけで、兎に角、落石を起こさないよう足捌きに注意しながら一直線に登って行く。程なくしてコルへ出た。風が吹きぬけ寒い。東立岩への道のりは、切り立った痩せ尾根の踏み跡を辿る。11 時 36 分、東立岩山頂に到達した。狭い岩峰の天辺は非常に眺めが良い。
暫く景観を堪能し、来た道を忠実に引き返す。コルへ戻り、小休止してお昼休み。その後、立岩(西立岩)へ向かって登り始める。道は岩峰の北側を巻きながら詰めて行く。そして、12 時 34 分立岩(西立岩)山頂に飛び出した。東立岩より 100m 高いだけあって、それを見下げる高さにある。帰路は威怒牟幾不動から登山口まで、不動頭上の滝は圧巻で 100m 近くあるだろう。ただ水量が少なく見栄えは今ひとつだった。
二日目、相馬岳(妙義山)
翌日は、旧国民宿舎跡から相馬岳(1103.8m)に挑戦した。昨日に比べ風は収まり、穏やかな朝を迎えた。裏妙義の山肌に映し出されたモルゲンロートの美しさに感動しながら、北尾根の急登を喘ぎながら詰めて行く。途中、何箇所かの岩場のトラバースをこなし「のぞき穴」に到達した。その名の通り覗いて見た光景は素晴らしいものであった。稜線に出て、暫くすると、足場の悪い岩場の下降が出てきた。そこは躊躇なくロープを出し懸垂で突破。その後、稜線の登下降繰り返し、9 時 53 分主峰相馬岳の山頂に立った。周辺の山々の景観を楽しみ、特に裏妙義の丁須ノ頭等を目に焼き付けながら山頂を後にした。
来た道を分岐まで戻り、金洞山方面に進みバラ尾根に入る。痩せ尾根の登下降が続き、ようやくバラ尾根の頭に到達。程なくして堀切も通過した。鷹戻しとの分岐から女坂に道をとり P 882m 峰を越えて、更に、どんどん下降を続ける。そして星穴橋に出た。後は林道を歩いて 14 時 08 分旧国民宿舎跡に到達した。リーダー曰く表妙義の中でも、今回のルートは結構厳しいものであったとのこと。今日の無事を山ノ神に感謝。

投稿者 山田 典之

写真撮影者 野口 順子、綿貫 政夫

東立岩より、西立岩をのぞむ
西立岩での集合写真
イヌムギ不動 滝の裏側より
モルゲンロートをながめながらいざ相馬岳へ
相馬岳山頂にて
額縁(のぞき穴)自然のつくった絶景です

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