行ってきました 20201029 史跡巡り・「十六夜日記」阿仏尼を偲ぶ C

山行名史跡巡り・「十六夜日記」阿仏尼を偲ぶ  C 級
日 時2020年10月29日(木)
リーダー藤田幸子
参加者21名(体験参加1名)
コース江ノ電極楽寺駅―阿仏尼邸跡―極楽寺―月影地蔵堂―尾根道―鎌倉山―夫婦池公園(昼食)―鎌倉山さくら道―高砂バス停=鎌倉駅―阿仏尼墓―浄光明寺(息子冷泉為相の墓)―鎌倉駅
歩行時間4時間45分(休憩時間含む)
コメント鎌倉の史跡巡り初回は、何故か耳に快い響きが残る「十六夜日記」。「東にて住む所は、月影の谷とぞいふなる。浦近き山もとにて、風いと荒し。」と、阿仏尼が日記に記した地名「月影ヶ谷」は、7百数十年経った今も江ノ電極楽寺駅の程近くに現存する。そこに建つ阿仏尼邸跡の碑を訪ね、「浦近き山もと」と阿仏尼が表現した辺りを散策した。
午後は阿仏尼の墓を訪ね、次に、近くの浄光明寺の高台にある息子・冷泉為相の墓からその方角を見下ろすと、今は横須賀線が間を走ってはいるが、近い距離で向かい合う風情で残る2基の墓石に、親子の深い情を感じた。
今日の参加者平均年齢77歳は、鎌倉時代に60歳近い女性の身で14日間の東下りをした阿仏尼に負けじと、タイムスリップしながら元気に史跡を巡って、秋日和の鎌倉を楽しみ、「明日入会申込します」と発言された体験参加のIさんに大きな拍手を送って解散した。
投稿者藤田幸子
写真撮影者藤田幸子
阿仏尼邸跡の碑
月影地蔵堂
夫婦池公園(昼食)
阿仏尼墓
息子冷泉為相の墓
全員集合

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